神戸の風景レトロ建築、御影公会堂


神戸のレトロ建築(昔懐かしい)御影公会堂

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 国道2号線の石屋川沿い東の有る御影公会堂、竣工1933年(昭和8年)に白鶴酒造七代目社長、嘉納治兵衛(鶴翁、1862年〜1951年)の尽力により完成した。建築総工費当時のお金で24万円、うち嘉納治兵衛の寄付と利息が22万9千円でした。「御影町史(36年)」
 鉄筋コンクリート造り、地上3階、地下1階、約千人収容のホールを備えており神戸でも最大のホールでした。

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御影公会堂に入ると正面中央にの突当たりにこの公会堂建設の貢献者、嘉納治兵衛の小さな胸像が有る。あまり気にする事無く人は通リすぎて行きます。


 此の御影公会堂は「船」をイメージしたと伝えられています。西側の窓と水平にのバルコニー、屋上の円形の屋上休憩所はマストの様です。

 御影公会堂は設計者は神戸市灘区出身の清水栄一氏。玄関を入るとエントランスホール。コンクリート造りの重量感のある円柱が有り、奥に階段、上部は吹き抜けでガラス屋根で日差しが入る。

 神戸市の初代営繕課長を務めた清水栄一は関東大震災後の耐震構造を良く研究していたと伝えられています。此の公会堂は地下の基礎に厚さ一メートルくらいのコンクリートが敷き詰めてあり、阪神・淡路大震災にもびくともせず、多くの被災者の避難所として被災者を救った。本当に頑丈の一言につくきます。

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御影公会堂食堂
 
 
 此の御影公会堂の完成と共に創業された地下1階の洋食屋さんが御影食堂である。半世紀以上経った今も多くの地元神戸で愛されている、レトロな食堂、お勧めは昔から続くオムライス、ハヤシライスで遠くより通う人もいます。

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食堂入り口

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 如何でしょうか…? レトロで落ち着いてた室内

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これがお勧めのオムライス単品で600円、ポタージュスープ、サラダ付で850円、昭和の素朴な味でした。

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ジプリ映画『火垂の墓』のシーンに空襲後の焼け野原の風景に御影公会堂が寂しげにポッンと残っている場面が有りましたが、あの映画の主人公はこの付近の住民だそうです。

 この御影公会堂の西側の煉瓦面には今も空襲時の機関銃撃の後を留めて居ます。

折角の素敵なレトロ建築ですが痛みも多く見られます、出来るだけ早くお手入れをお願したいものです。
  
 建物名  神戸市立御影公会堂
 設計者  清水栄一
 住 所  神戸市東灘区御影塚町4−4−7
 用 途  公会堂

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posted by burari at | ぶらり神戸観光 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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